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【指先の腱損傷とは?】~日常で起こる“見逃しがちなケガ”に注意~

2025.05.06 | Category: ブログ

 


【指先の腱損傷とは?】~日常で起こる“見逃しがちなケガ”に注意~

日常生活やスポーツ中に起こることがある「指先のケガ」。ただの突き指だと思っていたら、実は腱が損傷していた――ということも少なくありません。今回は、指先の腱損傷について詳しく解説します。


■ 腱とは?

腱(けん)とは、筋肉と骨をつなぐ組織で、筋肉の動きを骨に伝える役割を担っています。
指先の細かい動きも、実はこの腱によって可能になっています。

指には主に次の2種類の腱があります:

  • 伸筋腱(しんきんけん):指を伸ばす(反らす)ための腱

  • 屈筋腱(くっきんけん):指を曲げるための腱


■ 指先の腱損傷の主なタイプ

◎ マレットフィンガー(槌指)

伸筋腱の損傷によって、指先が自力で伸ばせなくなる状態
ボールが指先に当たるなどの衝撃で発生しやすく、野球やバスケットボールでよく見られます。

  • 指先が曲がったままになる

  • 痛みや腫れがある

  • 無理に伸ばすと悪化する


◎ 屈筋腱断裂(スナップカット)

包丁やガラスなどで指を深く切ったときに起こることが多く、指が曲げられなくなるのが特徴です。

  • 指の関節を自力で曲げられない

  • 傷口が小さくても、腱が切れている可能性あり


◎ スポーツや日常での部分損傷

腱が完全に切れていなくても、炎症や部分的な損傷が起こると、痛みや可動制限が出ます。

  • 重いものを握ると痛い

  • 指を伸ばしたり曲げたりすると違和感や引っ掛かりがある


■ 治療法

損傷の程度や種類により治療は異なります。

● 保存療法(軽度~中等度)

  • 固定(スプリント・装具):腱の修復を助ける

  • 安静と冷却:炎症や痛みを抑える

  • 電気療法・超音波療法:回復を促進

● 手術療法(重度や断裂)

  • 完全断裂や腱の再建が必要なケースは、整形外科での手術が行われます


■ 放置するとどうなる?

  • 指が曲がったまま、または伸びたままで機能が戻らない

  • 指の変形や、日常動作への支障

  • 他の指への負担増による二次障害

初期対応が遅れると、治るまでの時間も長くなるため注意が必要です。


■ 当院での対応

土浦すずらん鍼灸接骨院では、指先の腱損傷に対して状態の見極めを行い、

  • 状態に応じた固定

  • 物理療法

  • 日常での使い方指導やテーピング
    などを丁寧に対応しております。

必要に応じて、整形外科での精密検査(エコー・MRI等)のご紹介も行っています。


■ まとめ

「ただの突き指」と思っていた指先のケガが、実は腱損傷だった――というケースは珍しくありません。違和感がある・動きがおかしいと感じたら、早めの受診が大切です。放置せず、早期の対応でスムーズな回復を目指しましょう。


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