手首の痛み…それ、プライザー病かもしれません
手首の痛み…それ、プライザー病かもしれません
手首に痛みがあり、「腱鞘炎かな?」と思っていたら、実はプライザー病という疾患だった――そんなケースもあります。
あまり聞き慣れない病名かもしれませんが、放っておくと手首の動きに支障をきたすこともあるため、早めの対処が大切です。
今回は、プライザー病の原因・症状・治療法・予防法について解説していきます。
プライザー病とは?
プライザー病とは、手首の親指側にある「舟状骨(しゅうじょうこつ)」という骨が壊死してしまう病気です。
この舟状骨は、手の動きに重要な役割を果たしており、血流が少ない場所でもあるため、一度壊死が起きると自然治癒しにくい特徴があります。
どんな症状が出るの?
代表的な症状は以下のとおりです:
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手首の親指側の痛み
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手首をそらす(伸展する)と痛む
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握力の低下
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手をつくと痛む
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腫れや熱感を伴うことも
これらの症状が数週間続くようであれば、単なる捻挫や腱鞘炎ではない可能性があります。
原因は?
プライザー病の原因は主に以下の2つです:
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繰り返しの外力や衝撃(外傷)
→ 例えば、転倒して手をついた、スポーツや仕事で何度も手首を酷使しているなど。 -
血流障害
→ 舟状骨は血流が乏しいため、血の巡りが悪くなると骨が壊死しやすくなります。
治療法について
プライザー病の治療は、保存療法と手術療法があります。
【保存療法】
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安静、固定(サポーターやテーピング)
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痛みが強い場合は医療機関での薬物療法
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リハビリ・物理療法によるサポート
【手術療法】
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進行して骨が変形してしまった場合、整形外科的手術が選択されることもあります。
※当院では手術は行っておりませんが、症状の見極めや早期発見、予防ケアに力を入れています。
すずらん接骨院での対応
当院では、以下のようなアプローチを行っています:
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手首周囲の状態をしっかり評価
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痛みを軽減させるための物理療法(※ハイボルト療法は行っておりません)
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固定やテーピングによる負担軽減
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血流促進を促すマッサージやストレッチ指導
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再発防止のための生活アドバイス
症状に心当たりがある方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
プライザー病は、見逃されやすい手首のトラブルのひとつです。
「なかなか痛みが引かない」「手をつくとズキッとする」などの症状がある場合は、早めの対応が重要です。
土浦すずらん鍼灸接骨院では、手首の不調に対しても丁寧に対応しております。
気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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